水曜日, 3月 22, 2006

江戸時代に繁栄した内田邸


内海川の南側地区には、当時の有力船主の家屋がまとまって現存しており、歴史的景観が残されています。この地区にある内田家は、慶応2年(1866年)から明治2年(1869年)頃に建築されたものと推定されており、太平洋岸に現存する廻船主の家屋の中でも大規模なもので、主屋、蔵などの建物面積は全部で約270坪あります。内田家に残されている所蔵品は、明治から昭和にかけての家具や什器類のほか、当時の弁財船の船材が部分的ではありますが残存しており、全国的にみても稀な例であるといわれています。内田佐七邸は保存のため工事中で、現在見学できません。工事終了後の2006年秋に部分的な公開が行われる予定です。内田邸の詳細はこちらをご覧ください。